お知らせ
2024/02/02 |
令和6年度涅槃会法要並びにご本尊御開帳 |
2023/02/04 |
ご本尊阿弥陀如来御開扉・涅槃会法要 |
2022/10/07 |
令和四年度御本尊御開帳阿弥陀忌法要について |
2022/01/30 |
令和四年度涅槃会法要並びに本尊阿弥陀如来御開帳の中止 |
2021/10/05 |
令和三年度阿弥陀忌法要について |
法雲寺について
高石山法雲寺の始まりは、言い伝えによりますと、平安時代の朝廷(後白河天皇)の第三皇女である笹子内親王(笹子姫)が、平家の抑圧から逃れるために従者と共にここ麻生区に流れ着き高石村を開きました。後白河天皇は、姫の安泰を祈願して阿弥陀如来坐像(川崎市重要文化財)送り届け、それを安置するための堂宇が現在の高石にある法雲寺といわれております。開創当時は真言宗高野山の直末寺院でしたが、昭和初期に曹洞宗として再興され現在に至っております。
※昭和の初めまで無住の廃寺になっており、当時の記録や文献などは一切残されておりません。『新編武蔵風土記稿』では上記とは別の解釈がなされています
所在 高石2-6-1
宗派 曹洞宗
本尊 阿弥陀如来坐像(川崎市重要歴史記念物)
住職 香渡規玄
阿弥陀如来坐像
法雲寺の木造阿弥陀如来坐像は、像高75.5cm、寄木造、彫眼(ちょうがん)で漆箔が施されています。
姿は納衣をまとい、右手は屈臂(くっぴ)して掌を正面に向けて、左手は膝上で掌を上に向け、いずれも第一指と第二指を捻じていますが、こうした阿弥陀如来の印相を上品下生(じょうぼんげしょう)の来迎印(らいごういん)と称しています。
椀を伏せたような高い肉髻(にっけい)、整然と刻まれた小粒の螺髪(らほつ)、丸顔で穏和な表情、浅く穏やかな衣文襞などは、明らかに藤原時代に流行した定朝様(じょうちょうよう)と呼ばれる作風の特色を備えています。
定朝様は平安時代を代表する仏師定朝が大成し、後世「仏の本様」とまで称された優美な作風で、その典型は定朝唯一の遺作である京都の宇治平等院鳳凰堂の本尊阿弥陀如来坐像(天喜元年・1053作)に見ることができます。
現在、県下では阿弥陀如来坐像が数点残されていて、いずれも重要文化財の指定を受けています。法雲寺像はこれらの作例と比較しても遜色ない出来映えで、市内に残る数少ない平安仏として市の重要歴史記念物に指定されています。
(川崎市教育委員会より)
※保存上、宗教上の習わしから普段は拝観することはできません。毎年二月十五日と十月十五日の二回、法要を行いご開帳しています。
納骨供養塔「宝珠の苑」御案内
ご本人はもとより、家族・両親などの将来の墓地についてお悩みの方々は多いこの時代、個人の墓地を持つ事は、かえって無縁の墓を残すことになるかもしれません。またさまざまな事情により、この地でお墓を守ることも出来なくなります。長い人生を過ごしてきたこの地を離れることなく、四季折々の自然が息づく、高石の法雲寺の地を安からに眠りの場所に決めてあげることも、功徳の一つであるかも知れません。
普段この供養塔に祭られた仏様は、いつも誰かにお参りしていただけ、華燭香煙の絶えることがありません。皆様のご先祖の安らぎの霊場として、また子孫の拠りどころとして、聖なる場所にふさわしく、気品、静寂、供養の心が生きる、高石の法雲寺納骨塔を御案内申し上げます。
宗教法人法雲寺 納骨供養塔規約
一、法雲寺「宝珠の苑」には、宗派問わず納骨することが出来ます。
一、本骨・分骨にかかわらず納骨できます。
一、お骨は永代安置の為、一切返還は致しません。
一、納骨(本骨)の方は、埋葬許可証が必要です。
一、宝珠の苑の使用権は、相続・譲渡・転貸などすることが出来ません。
一、宝珠の苑への彫刻完了後のお名前は、消すことが出来ません。
一、宝珠の苑の維持管理・掃除等は、法雲寺が責任をもって行います。
一、納骨された方は、法雲寺護持会に入会できます。
納骨供養について
一、分骨(他所に墓地があり、納骨を分ける場合) | 十万円 |
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一、本骨(墓地がなく、この地を墓地とする場合) | 三十万円 |
一、本堂供養料 | 五万円 |
諸費用(本堂宝珠の苑・お供え物・塔婆) | 二万円 |
一、彫刻代 | 四万円 |
一、特別会員※ |
一度お支払いいただいた料金は、いかなる理由があろうと返還はできません。
この価格は、時価により変動することがあります。
※特別会員の方は、お一人百万円で墓石の建立がございますのでご相談ください。
納骨供養のお申し込みについて
納骨供養御希望の方は、下記申込用紙を印刷、必要事項をご記入・ご捺印の上、法雲寺受付までご持参ください。
納骨供養塔「宝珠の苑」についてご不明な点ご相談がございましたら、お電話にてお気軽にお問い合わせください。
TEL : 044-966-5285
年間行事
月 | 日 | 行事名 | 行事の内容 |
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1月 | 1日 | 祝祷諷経 | 参詣する方の諸願成就を祈願して法要を営み、お札をお渡しいたします。 |
2月 | 15日 | 涅槃会法要 | 仏教の源流である釈尊(お釈迦さま)のご命日に、その行跡を偲び釈尊の説かれた最後の教え「遺経」を唱えて本堂で法要を営みます。 |
3月 | 18日~24日 | 春のお彼岸 | 春分の日をはさんで七日間、檀信徒の方が、ご先祖様のお墓参りをします。 |
4月 | 8日 | 降誕会法要(花祭り) | お釈迦様の御生誕をお祝いする行事になります。お釈迦様がお生まれになったお姿(誕生佛)に甘茶を灌ぎ、お花を飾り法要を営みます。 |
7月 | 13日~16日 | 孟蘭盆会(東京盆) | 13日に迎え火を焚いてご先祖様をお迎えし、祖先の徳に感謝して、報恩の心をもって供養をします。16日には送り火を焚いてお送りします。その間に住職が檀家を回り仏壇でお経を唱えます。 |
8月 | 1日 | 施食会法要 | 一年に一度お盆の時期に、檀信徒のご先祖様の供養を営みます。 |
13日~16日 | 孟蘭盆会(地元盆) | 13日に迎え火を焚いてご先祖様をお迎えし、祖先の徳に感謝して、報恩の心をもって供養をします。16日には送り火を焚いてお送りします。その間に住職が檀家を回り仏壇でお経を唱えます。 | |
9月 | 20日~26日 | 秋のお彼岸 | 秋分の日をはさんで七日間、檀信徒の方が、ご先祖様のお墓参りをします。 |
10月 | 15日 | 阿弥陀忌 | 10月15日はご本尊阿弥陀如来(阿弥陀さま)の御命日、御縁日です。本堂で大数珠を囲み参詣者と百万遍を唱えて、法要を営みます。 |
交通案内
曹洞宗 高石山 法雲寺
〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石2-6-1
TEL:044-966-5285
FAX:044-966-5290
公共交通機関でお越しの方
小田急線「百合丘駅」下車、徒歩10分
小田急線「新百合丘駅」下車、南口バスロータリーにて小田急バス新02系統「千代ヶ丘」行き乗車、「多摩農協園芸センター」下車、徒歩5分
お車(鶴川方面より)でお越しの方
「新百合丘駅入口」交差点を左折、「もみじケ丘公園東側」交差点を右折、坂道を登り、2つ目の信号を過ぎ、3つ目の交差点を右折し、突当りを右折。更に一本目の道を右折し、突当りが法雲寺東門です。(駐車場もございます)